フレンチのコースを予約したものの、苦手な食材やアレルギーをどう伝えればよいか迷ったことはありませんか。
「わがままだと思われないか」「量を減らしてほしいと言ってよいのか」。そんな不安を感じる方は少なくありません。
この記事では、北海道フレンチで自分の希望を無理なく伝えるための4つの手順を紹介します。予約時の伝え方、当日のオーダーの仕方、量やペースの相談方法、そして会話を楽しむコツまで、順を追って解説します。
手順1:予約の時点で伝える
要望を伝える一番よいタイミングは、実は当日ではなく予約の段階です。
アレルギーや苦手な食材がある場合、事前に伝えておくことで、厨房側も準備がしやすくなります。たとえば甲殻類が苦手な方の場合、事前に伝えておけば、ソースに使う出汁の段階から調整を検討してもらいやすくなります。
伝える内容を整理しておく
予約時に伝える内容は、シンプルにまとめておくのがおすすめです。
- 食材:苦手なものやアレルギーがあるものを具体的に
- 程度:「少しなら大丈夫」か「まったく食べられない」かの違い
- 人数と目的:記念日か、普段の食事かによって配慮の仕方が変わる
これらを整理しておくだけで、当日のやり取りがぐっとスムーズになります。
手順2:当日はオーダー時に一言添える
予約時に伝えていても、当日改めて一言添えると安心です。
スタッフに直接伝えることで、料理を運ぶタイミングでも再確認してもらいやすくなります。たとえば「事前にお伝えしていますが、パクチーが苦手です」と添えるだけで、認識のずれを防げます。
遠慮せず質問する
メニューの説明を聞いていて分からない言葉があれば、遠慮せず質問して構いません。
専門的な調理用語は、フレンチに慣れていない方には分かりにくいものです。たとえば「ポワレ」は表面を香ばしく焼き上げる調理法、「テリーヌ」は具材を型に詰めて冷やし固めた料理を指します。分からない言葉はその場で聞いてしまうほうが、料理への理解が深まります。
手順3:量やペースを相談する
コース料理は品数が多く、途中でお腹がいっぱいになってしまう方もいます。
そんなときは、量を控えめにしてもらえるか相談してみましょう。すべての店舗で対応できるとは限りませんが、多くの場合、パンの提供量やパスタの分量など、調整できる部分があります。
食べるペースを合わせる
コースは基本的に一皿ずつ提供されるため、会話に夢中になって食べるペースが遅れることもあります。
- 会話が長引きそうなときは、次の皿を少し待ってもらうよう伝える
- 逆に急いでいるときは、提供のペースを早めてもらえないか相談する
- デザートまでゆっくり味わいたい場合は、その旨をあらかじめ伝えておく
ペースの相談は、決してわがままではありません。お客様が心地よく過ごすための、大切なコミュニケーションです。
手順4:会話を楽しむ姿勢を持つ
フレンチの時間は、料理だけでなくスタッフとの会話も楽しみの一つです。
食材の産地や調理法について尋ねると、思いがけないエピソードが聞けることもあります。たとえば「この野菜はどこで採れたのですか」と尋ねるだけで、会話のきっかけが生まれます。
特別な日にはひとこと伝える
誕生日や記念日など、特別な意味を持つ食事の場合は、その旨を伝えておくとよいでしょう。
料理の盛り付けやタイミングに、ちょっとした配慮をしてもらえることがあります。もちろん内容は店舗ごとの対応によりますので、事前に相談しておくと安心です。
- 誕生日:デザートの提供タイミングを相談できる場合がある
- 記念日:席の配置について希望を伝えられることがある
- 接待:会話がしやすい席を希望として伝える
要望は、遠慮せず、けれど押しつけずに伝えることが大切です。スタッフとの短いやり取りが、その日の食事をより心地よいものにしてくれます。
北海道の食材を使ったフレンチは、素材そのものの香りや食感を大切にした一皿が多くあります。だからこそ、お客様の体調やその日の気分に合わせた相談も、遠慮なくしていただければと思います。
ご不明な点や気になることがあれば、いつでもお気軽にお声がけください。当店では、お客様おひとりおひとりの食事の時間を大切に考えています。皆様のご来店を、スタッフ一同お待ちしております。

